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歌碑拓本採り
2009/04/29(Wed)
清々しい天気の今日、
書道研究会の研修で
金沢市の犀川河畔にある、室生犀星の歌碑拓本採りに行ってきた。



      P1030459.jpg


石碑を洗い、紙をあて、濡らした布で紙に空気が入らないように石碑の文字を拾っていく。
次に紙を乾かし、墨を含ませた”たんぽん”で叩くと彫られた文字が浮き立ってくる。

濡れた紙は伸び、乾かすと縮む
石碑の材質でも
墨の載せかたでも、拓本の雰囲気が違ってくるようだ。
文字にあわせ、やさしく叩く。

作業行程の加減がなかなか難しい
何枚か試行錯誤し、満足のいける拓本が採れた。

観光ルートにある石碑だけに
作業中にも観光客が訪れ、
石碑を写す時には雑多な物が写りこまないように片付け中断する(笑)。


昨年は奈良の東大寺にある、大きな會津八一碑を採りに行っている。
その後、横に石碑の説明の看板ができたようだ(笑)。

私は拓本採りは初参加なので
経験を重ねたメンバーの、慣れた手際のよさに、ただ感心していた。

近くにあった、ホトトギス派の虚子の歌碑
「北国の 時雨日和や それが好き  虚子」
詠むまれた句より文字が好み(笑)

               P1030460.jpg

此方は彫りが深いから、すぐ良い拓本が採れたので                           
後から,何人かのメンバーと気楽に拓本採りに挑戦してみた。
なかなかの出来だと言い合っている(爆)。


拓本採り後、訪れた室生犀星会館で見た 犀星の原稿用紙には
石碑と同じ ほっこりと可愛く見える文字が並んでいた。

実は金沢の文豪として名前と作品名は知っていても
一冊も読んだことがなかった犀星作品

犀星イコール拓本採りの記憶になりそうな私

記念館で犀星の影のある生い立ちや生涯の記録を見てきたからには
これを機会に読んでみよう。

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